たった30分なので、「ホッコリしたいとき」「ちょっとつらい時」に見て幸せになってほしいなぁと思います(#^.^#)
モダンラブ( さまざまな愛のかたち) ドラマ
思いも寄らない人物との友情。後悔しかない失恋のやり直し。転換期を迎えた結婚生活。デートとは言えないかもしれないデート。型にはまらない家族の在り方。これらすべては、ニューヨーク・タイムズ紙の人気コラム「Modern Love」に実際に投稿されたエッセーに基づく、愛の喜びや苦悩についての個性豊かな物語。街にはこんなストーリーが溢れている。
モダンラブは、ニューヨーク・タイムズに連載する人気コラム「Modern Love」に投稿された記事をもとにドラマ化したAmazonプライムオリジナル作品です。
ニューヨークらしく、恋愛、家族、躁うつ病、同性愛者が子供をもつこと、などをテーマに描かれた全8話、各30分程度の短編ドラマです。
注目なのは、アン・ハサウェイ、ジュリア・ガーナー、ジョン・スラテリー、デーヴ・パテルソフィア・ブテラと、人気俳優が出演いているのも魅力の一部です。
2話「恋のキューピッドは世話好き記者」キャスト: アンディガルシア(ネタバレ)
アンディ・ガルシアは2話の「恋のキューピッドは世話好き記者」に出演しています。
とは言っても、ストーリーの主役ではなく、いい味出している元恋人役。
ストーリーは女性記者ジュリーとデートサイトのCEOジョシュアとのインタビューから。
インタビューでジョシュアに「本気で恋をしたことはある?」と質問しました。
そこから お互い過去にちゃんと想いを告げていなかった古い思い出話を語り始めます。ジュリーが過去にパリで出会った恋人。それがアンディ・ガルシアでした。
実は、言われるまでアンディ・ガルシアって気が付かなかった!だって『ゴッドファーザー PART III』や『オーシャンズ』では、危険な役柄の顔しか印象になかったんだもん。今回は今までとは全然違う、素敵な紳士として出演。しかもメガネを掛けておりいつもとは違った印象でした。苦い恋を語るアンディ。私だったらフラッとなっちゃうよ💛
3話「ありのままの私をを受け入れて」キャスト: アンハサウェイ(ネタバレ)
アン・ハサウェイは3話の「ありのままも私を受け入れて」に出演しています。
法律事務所で働くレキシーを演じるアン・ハサウェイ。美人で頭が良い彼女には秘密がありました。実は14歳のころから、重度の双極性障害者(躁うつ病)を患っていたのです。
躁うつ病とは、突然ハイテンションな状態が続いたかと思うと、ある日というか 突然ベッドから何日も出ることができないくらい気持ちがふさいで、何もできない状態になる病気です。どうやって隠し通せたのか、このことは両親も知りません。
そんなレキシーが病気を隠して法律事務所を転々としている時、心配してくれる同僚に出合います。彼の事を話したり、食事に行ったり、休むレキシーを心配もしてくれています。
その同僚から手をつないで「どうしたの、話して」と言われ、レキシーは病気の事を話します。それを受け入れてくれ、治療についても相談にのってくれました。
急にミュージカル仕立てて始まったストーリー。何事かと思ったら、躁状態をイメージするための演出だったんですね。アンは演技が上手なので、躁うつ病を暗くなく、見事に表現していました!
6話「パパみたいな人とデート」キャスト: ジュリアガーナー(ネタバレ)
ジュリア・ガーナーは6話の「パパみたいな人とデート?」に出演しています。
タイトル通り父親くらい歳の離れた(約30歳)シニアエンジニアのピーターを理想のパパ!とジュリア演じるマデリンは仲良くなっていきます。実はマデリンは11歳の時に父親を亡くしています。
おもいがけない事故にあったマデリンに付き添うピーターとどんどん距離が近くなって、ついに高額なコートをプレゼントした後にキスをしようとします。マデリンは「そんなつもりじゃない!」と手のひらを返したように拒絶します。
ストーリーの最後に、ピーターは長期休暇を取ることをマデリンに告げ、去っていきます。
ちょっぴりファザコンの私には、マデリンの気持ちがわかる。父親が欲しかったのに、彼は“男性”だった。考えれば当たり前だが、思ってもみなかったキスに傷ついてしまった気持ちも。。。結果、マデリンは、娘から女性になっていく結末は、見ていてほっとしました💛
モダンラブ( さまざまな愛のかたち) 最終話の感想
7話すべてオムニバス形式で1話完結。
どこから見てもいいけど、最終ストーリー8話だけは最後に見てほしい。
7話までの主人公のその後が「チラッ」と見られるからです(^^♪
ニューヨークの景色なのかもしれないけど、どのストーリーも最後はホッとできる結末で良かった。
ラストの8話「人生の最終ラップは より甘く」は高齢者向けマラソンを通して知り合ったマーゴとケンのラブストーリー。
人生のラストにマーゴが積極的にケンにアプローチして見事カップルとなるシーンには見ている私たちも思わず祝福を贈りたくなります。
2人は最後までの少ない人生を、楽しみ、慈しみ、大事にしています。そんな2人を見ていると恋に年齢は関係ないということを証明しているようです。
そんな2人に別れはやってきます。マーゴはそれを受け止め、これからも生きていくのでしょう。本当に素晴らしいラストストーリーです。
ぜひぜひ見てほしいなぁ。30分というのも幸せを実感できるいい長さだと思います。