アラン役のスティーブ・トンプキンソンの演技力というか、風貌が気になって見始めたドラマです。またもやイギリスが舞台。
だから雰囲気というか、画像が暗いのはしょうがない。
そしてどの回も陰惨な事件で、ちょっとやりきれなくなる。。。
アランバンクス シーズン1キャスト
アラン・バンクス(スティーブン・トンプキンソン)
主人公。ヨークシャー警察の犯罪捜査部で、主任警部。
アニーとの最初の出会いは、アニーの出世のためだったのか?まんまと罠にはまるが、どんどん本気になっていく。
アランの人気の秘密は、人間くさいところ、部下を大事にし、仲間を守る。それは刑事モノにありがちだけど、正義感が強いというか、一般人の感性をもっていて、人が死に関わっているときのジョークには、メチャキレる!
誰かに似ている???まだ思い出せない。
アニー・カボット(アンドレア・ロウ)
ヨークシャー警察の監査部から、のし上がってアランのいる犯罪捜査部。
アランの右腕で最終的には恋人。
彼と別れてから2年も決まった人がいなかったのも仕事に夢中になっていたからか?
その割には、事件関係者とデートしたり関係をもってしまう一面も。
アランバンクス ドラマの感想(ネタバレ)
2010年に英ITVで1作目が放送され、シーズン5まで続いた大ヒットシリーズ!
ピーター・ロビンソン原作小説をドラマ化。
事件は、陰惨なものが多くちょっと見ていて辛い。。。
虐待とか、ギャング、生き別れた子供の復習、幼児虐待などなど、
見ていても辛気臭くて暗くなりそうなところを、主人公のアラン・バンクスの正義感やまっとうな怒り、そんな部分がほっとさせるのかもしれない。
ちょっと原作を読んでみたくなるほどの人間描写がうまい。
そして仲間とか、女性刑事のアニーの登場で、事件の残虐さも少しは薄まっている。
それにしてもアランの住んでいる田園風景は、とっても素敵!
先日見た、「オリーヴ・キタリッジ」の風景を思わせる。
こんなにきれいなところがあるのに、なんでこんなに残虐な事件を起こす犯人がいるんだろう~
ホントに不思議
シーズン5で終了してしまう。それもアニーの死という形で。
どうしてハッピーエンドにならないのか???
アランバンクスの事故
実はアラン・バンクスは実在にいる人物。
とはいっても、このドラマとは全く関係ない(*_*;
1980年代にカースタントマンとして活躍していたアラン・バンクス(Alnain Vincx)という人物なのだ。なぜ彼が有名かというと、スタント中に起きた事故で死亡したから。
その事件は、1987年5月29日オランダのとあるサーキット場で起こった。
何度もカースタントをこなしていたので、誰1人として事故が起こなんて想像もしていなかった。
連結したバスの中を車で突き抜けるという大変危険なカー・スタントのショーが始まり、
観客も関係者も成功を待っていたところ、なんと2台目のバスの中を突き抜ける途中に炎上し大破!
アランは無残にも車の屋根と一緒に首を切断され即死!
その一部始終を見守っていた観客関係者から「有名スタントマンの死」として、放映されている。アランの首のない身体をテレビで見ることになった視聴者は相当なショックを受けたようで、「アラン・バンクスよ永遠なれ」という重いナレーションが今も語り継がれている。