何気なく見始めたら止まらない。
そんなドラマってありますよね。最初に39年たっている白骨死体でここまで捜査をするのか、ちょっと疑問だったけど、だからこそ謎解きストーリーもあって、引き込まれる。
では、主な登場人物の紹介からどうぞ!
埋もれる殺意~39年目の真実の登場人物(キャスト)
キャシー・スチュアート警部(ニコラ・ウォーカー)
ビショップ署の警部。主人公。
父親と息子と仲良く同居している。
39年前の白骨遺体を担当し、殺人と判明し捜査を始める。
遺体はジミーという名で若い青年と分かり、母性本能と刑事魂がうずくのか周りに反対されながらも捜査を始める。
事情聴取で話を聞きながら、話し方、表情、声のトーン、仕草、全てを見ながら本当の事を言っているのかを推測する。とても静かな警部。
気になったのは、吹替の声は野沢由香里さん、どうもERのキャロルのイメージが付きすぎて、ちょっと。。。
スニール・”サニー”・カーン警部補(サンジーヴ・バスカー)
キャシーの相棒で良き理解者。
サー・フィリップ・クロス(トレヴァー・イヴ)
ジミーの手帳にあった”フランキー・C”。
過去には色々手を汚してのし上がった実業家。現在は”サー”の称号を授与されるほどの紳士。
娘は弁護士。息子も実業家。
表と裏、だから今回の役にぴったり。私も惚れちゃいそう~
ロバート・グリーブス牧師(バーナード・ヒル)
ジミーの手帳にあった”ロバート牧師”
2人の娘と妻とはいい関係。と思っていたが娘の結婚に関して、妻が今までのことを爆発。
教会のお金を、家族にも内緒で使い込んでいる。
牧師ってなんだか胡散臭い人が多いし、赤ら顔が悪い感じの印象(メイクかな?)
後半になるほど、どんどん悪いことが発覚して、、やっぱり好きになれない。
エリザベス・ウィルトン(ルース・シーン)
ジミーの手帳にあった”ベス”。
黒人の夫を持ち、共に黒人の少年たちを集めたサッカーチームを運営している。
勉強や学校に専念できるように、様々な面で彼らを手助けして信頼を得ています。
エリック・スレイター(トム・コートネイ)
ジミーの手帳にあった”ミスター・スレイター”。
認知症を患っている妻と自身は車椅子生活なのに2人で暮らしている。
息子2人が近くに住んでサポートしている。
息子から再三言われているホームへの入居を拒んでいる。
最初の尋問からジミーを知っていると答え、ジミーのことを良く思っていたよう。
ジミーが当時暮らしていたホステルの会計士。
ずっと車椅子に乗っているので、背の高さまでは分からないけど誠実そうな印象。
埋もれる殺意~39年目の真実のあらすじ(ネタバレ)
「チャンスは今だけです。真実を話してみませんか?」
こじれた糸をほぐすように、一つ一つ真実が暴かれていく。
車のキーが見つかった場所から、本人の持ち物と限定し
ボロボロの手帳から文字を復元し
手帳にある名前から、現在の人間を割り出し
当時は、黒人差別が残り、トランスジェンダーは認められていない時代
キャッシュディスペンサーがあった場所から真実を割り出していく。
もう、ミステリー好きには、たまらない(≧◇≦)
少しづつ、分かっていく感じが時代背景1950年代と重なって、とても納得感があるんです。
こういう捜査方法があるっていうのが又面白い。
とにかく39年後の現在で真実を暴くので、事件当時は若者だったろうけど、今はおじいちゃんとおばあちゃんばかり。湿っぽい~
全体的には暗いイメージ。まぁ、イギリスが舞台だから、明るくはないかもね(*_*;
もちろん、殺されてしまった被害者や家族には可哀そうな話だけど
こんなにちゃんと調べてもらえるなんて、喜んでいると思う。
まじに面白いクライムサスペンス!
今度は26年目の真実を見てみよう(≧▽≦)
では、主な登場人物の紹介からどうぞ!
埋もれる殺意~26年の沈黙の登場人物(キャスト)
キャシー・スチュアート警部(ニコラ・ウォーカー)
ビショップ署の警部。主人公。
父親と息子と仲良く同居している。父親が不審な行動をとり気になるが大人同士なので尊重している。(けど口出しちゃう)
スニール・”サニー”・カーン警部補(サンジーヴ・バスカー)
キャシーの相棒で良き理解者。
2人の子供と同居。子供に手をやきながらも出会い系サイトでデートしたりとプライベートも忙しそう。
テッサ・ニクソン(ロレイン・アシュボーン)
オックスフォードで警官をしている。死体で見つかったデヴィッドの妻。
現在は再婚している。デヴィッドとの間には息子が1人。息子は父親が失踪したこともあり、情緒不安定なことがあり、目を離せない。
私も、何か隠している!ってずっと思ってた(*_*;
コリン・オズボーン(マーク・ボナー)
ブライトンで弁護士をしている。
パートナーはサイモン。ゲイのカップルでフローラという女の子を養女にもらうためのテスト期間中。そんな時に、ある事故を目撃した男に脅されお金を要求される。
線が細い感じの男性。でも弁護士としても、父親業もまじめにしている。
パートナーともいい感じだったのに、今回の事件で容疑者扱いされ、それが養子縁組のNG評価をされるかもしれないと怯えて本当の事が言えない。
マリオン・ケルシー(ロージー・カヴァリエロ)
ロンドンで看護師をしている。夫トニーはとても寛大な人で、癇癪を起すマリオンの味方となりマリオンの家族ともうまくやっている。
その癇癪にはマリオンの過去が原因と分かるが、追い出した夫と寄りを戻して幸せになってほしい。
サラ・マームード(バドリア・ティミミ)
ソールズベリーで高校教師をしている。ハイブルック・アカデミーの校長面接があり、勇気をだして面接に望み第二次面談まで残る。そんな時に事件の容疑者ではないかキャシーがやってくる。
喘息の持病があるようで、吸引機が欠かせない。その喘息を引き起こす原因も幼少期にあるようだ。3人の息子がいるが、サラの過去で家庭が混乱する。
埋もれる殺意~26年の沈黙のあらすじ(ネタバレ)
スーツケースに入っていた白骨死体。
そこから事件が始まる。
白骨死体と一緒にあったポケベルから内容をつきとめ、名前を突き止めるそして既に再婚した奥さんと息子がいたことがわかる。
ポケベルって懐かしい!数字に意味がありそれで会話をしていた(^^) PHS の前に使っていた電話みたいなもの。
意外と単純なものだからなのかデータを取り出せる現代ってすごい!
そして次々と関係者を暴きだしていく
最後は切なかった(´;ω;`)ウッ…
警部や仲間たちが一生懸命過去を暴き出して、推理をして、犯人を捜しだしたけども、今回の犯人は子供の頃に大きな傷を受けて、自分を罰し、そして怒りが事件を引き起こしたものだった。
26年後の今は犯人を逮捕したとしても誰にも利益はない。
犯人たちも既にもう何十年辛い経験を背負ってきた。そしてそれを乗り越えて立派な仕事をしている。
結果的に起訴もできないということで、事件にはしないのだ。
だけど、だとしたらこの2週間の間、捜査を続けてきたのは何のためになるのだろう。
今回の死体が見つかってはいけない死体だったのかもしれない。
警部たちの苦労が報われる道はあったのか、、、。