ジュリア・ロバーツ主演のホームカミングのラストシーンは秀逸!


ホームカミングでジュリア・ロバーツが主演している!

ホームカミング(Homecoming)という退役軍人たちを支援する施設でカウンセラーをしているハイディ・バーグマン役を演じるジュリア・ロバーツ。

初ドラマ主演ということですが、主演当時51歳!!女優なのに自然な皺やたるみ、51歳に見えないような、見えるような。。。

同い年の私には、う~ん。もう少し綺麗にしていても普通じゃないかと思いました(本音)

ジュリアは1988年に映画デビューし、翌年の『マグノリアの花たち』でゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞。そして1990年、リチャード・ギアと共演した『プリティ・ウーマン』で、エレガントに変身するコールガールを演じ、映画は大ヒット!

彼女自身もアカデミー賞にノミネートされ、スターの座をつかむ。2001年には『エリン・ブロコビッチ』で同賞の主演女優賞を受賞

とwikiには書いてありますが、私もプリティ・ウーマンを夢見た時期がありました(#^^#)

なんでもこなす女優さんというイメージなのでホームカミングでも安定感のある演技。

ドラマ主演は初!そして製作総指揮としても参加というのは新しいキャリアへの挑戦なにかな?
そしてシーズン2が既に決定、ジュリアはシーズン1のみ出演のお約束だったようだが、製作総指揮は続投。

私の予測では、スターウォーズのように遡って「ホームカミング0」とかあって、ホームカミングを作ったいきさつが語られるのか?

又はハイディがカウンセラーを目指すことになったストーリーが描かれるのか?

続きが見たい(^O^)

ジュリア・ロバーツが主演しているホームカミングのあらすじ(ネタばれあり)

2018年、フロリダのホームカミング帰国移行支援センター。

支援センターの役割は、戦地で心に傷を負った兵士たちのメンタルをケアし、市民生活に復帰できるよう手助けをすること。

そのためのカウンセラーとしてジュリア・ロバーツ演じるハイディが働くことになった。

ストーリーは除隊した兵士のウォルター(ステファン・ジェームズ)の面談から始まる。

不眠と暴力的衝動に駆られるという彼を回復するためにヒアリングをして薬を調合。

場面変わって、ハイディの上司コリンは、何か隠している。

ハイディは、回復カウンセラーと思っていたのに、何かある。と思いながらも仕事なので言われたとおりにしているが、仕事の犠牲で私生活も乱れがち。
退職4年後のシーンで、転職してウエイトレスになったハイディの元を、国防総省から来た監査担当職員が訪問。

当時の兵士たちが強制収容されていた疑惑があるとして、ハイディに聞き取り調査を行う。

しかし不可解なことに、彼女にウォルターの記憶はまったくなく…。

施設の真の目的は何だったのか?

それを探るためにのホームカミング帰国移行支援センターに戻り調べはじめて本当のことを知る。

ジュリア・ロバーツ主演のホームカミングのラストシーンは秀逸!

ラストのエピソードではウォルターの家族に謝りに行き、ウォルター本人に会いに行く。

家族には、「もうウォルターには会うな、思い出したくないことを思い出させてないでくれ」と言われる。

このセリフは考えてしまった。

記憶がなくなることで、困ることや寂しいこともあるけど、思い出したくない過去は思い出したくない。それが戦争なら。。

これは戦争をずっと続けているアメリカへの警鐘かもしれないなぁ。

そして急に思い立ったハイディはウォルターに会いにいく旅にでる。

回復センターでの最後の食事の時に会話した「待っていてくれる?」と言われたことをハイディは守ったのかな?
見事再会して短い会話をしますが、どちらも初めてあったような話しぶり。

ウォルターはハイディのことを忘れているのか?

と、最後別れるときにウォルターのテーブルに置かれたフォークが斜め向きでした。

それはハイディの癖。

そのサインは、ハイディはウォルターにとってとても大切な存在だったということを示したのかも。分かる人だけが分かるような合図で。

親子ほどの年齢が離れているハイディとウォルター母と子の愛情も感じられる爽やかなラストシーン。
ミステリーだったのにロードムービーのような終わり。

戦争とPTSD、とっても重いテーマ、そして政府の陰謀、ある意味現在の闇を扱ったテーマなのに「明るい未来・人間の可能性」を思わせるラストシーン。

いろいろ考えてします余韻が残るラストです。