ナサニエルがどうして凶暴になってしまうのか、心の動きがよく分かるストーリー。
環境って大事だなぁ。と実感。
リッパーストリート シーズン5-3の登場人物(キャスト)
エドムンド・リード警部補
主人公ロンドン市警の警部補。ダヴ警視監に騙され、リードは指名手配となる。娘マチルダと誤解があり避けられている。
中々捕まらないのでとうとう懸賞金までついてきた!
マチルダとドラモンド巡査部長
リードの逃亡中、マチルダは身近にいたドラモンドと所帯を持つ。
ホーマー・ジャクソン大尉&スーザンとコナー
ジャクソンはアメリカ人の検察医。リードとともに追われる身。
死刑宣告を受けた妻スーザンを助け出し、一緒に逃亡生活。
息子コナーをダヴ警視監から取り戻したい。
シャイン署長
過去にリードと争い、新たにH管区署の署長として赴任。リードへ復讐を誓う。
オーガスタ・ダヴ警視監
弟のナサニエルの罪を隠匿しようとして、リードに罪をきせる。
リードからナサニエルを小屋に保護して匿っている。
ナサニエル・ダヴ
オーガスタの弟。興奮すると歯で噛み殺してしまう。
リードに追われている。現在、オーガスタが用意した小屋に1人で住んでいる。
誰かに似ているなぁと思ったら、阿部寛!彫りの深い目のあたりが!!!なんだか親近感わいてきた(>_<)
サッチャー部長刑事
残虐なシャイン署長に愛想をつかし、リードの密偵になる。
リードの味方が増えてよかった。でも心変わりしやすい性格だから気が抜けない!
サムナー
ナサニエルから魚、ウナギを買う魚屋
プルーデンス・サムナー
サムナーが亡くなった後、魚屋を継ぐ。ナサニエルに助けを求める。
女性は、魚屋さんでも膨らんだコルセット入りドレスを着てる。なんだか不思議だ!
ケイレブとロビン
プルーデンスの弟:ケイレブ、ロビンはプルーデンスの息子
ケイレブは酒癖が悪い。姉のプルーデンスに暴力をふるうことも多いようだ(>_<)
リッパーストリート シーズン5-3のあらすじ(ネタバレ)
小屋に1人で住むナサニエル。
ウナギを取るための仕掛け作り
カード遊び
虫と遊ぶ
それしかすることがない。
時々兄のダヴが食料や本、新聞をもってきてくれるか、
毎日サムナーさんがウナギを買いにきてくれる毎日。
さみしいナサニエルは、町に行きたいと兄に訴えるが「まだリードが見つからない、彼に見つかったら俺たちは死刑だ。それでもいいのか!」と声を荒げてナサニエルを諫める。
それでも、寂しいナサニエルはサムナー家に様子を見に行く。
やっぱりサムナーさんは病気で亡くなって、その葬儀を手伝い夕食を食べて、サムナー家と仲よくなる。
サムナーの娘プルーデンスは、ナサニエルに魚屋の仕事を手伝ってほしいとお願いし、兄に止められているが、ホワイトチャペルの市場で魚を屋手伝う。
ある日、売上金を盗まれナサニエルが咄嗟に追いかけてお金を取り戻すが、盗人の手の指を追ってしまう。
騒ぎになって警察が集まり、怖くなったナサニエルは小屋に帰ってしまう。
ナサニエルがサムナー家の人間と付き合っていることを知った兄は、サムナー家にナサニエルは殺人者で逃亡者と伝える。
それでもプルーデンスとロビンはナサニエルを慕い、行き来をするようになり、プルーデンスと関係をもってしまう。
(やっぱり~あんな荒野に人もいなくて、独り者なら惹かれあうのが当然のなりゆき!)
ナサニエルはプルーデンスを好きになるほど、暴力をふるうケイレブが許せなくて、とうとう殴って、噛み殺してしまう。
(おぉ!!!本当に食いちぎってる、オオカミと同じだ!)
動揺したナサニエルはプルーデンスまで首をひねって殺してしまう。
(ナサニエルは力が強すぎて、コントロールできないんだ!)
背中を刺されたナサニエルは、兄の家へ逃げてくる。
リッパーストリート シーズン5-3の感想
ナサニエルは怖い時や守りたい時の表現の仕方が分からないんだな~
すごく可哀そう。
しかも兄に自分を怖がられていると知って、さらに絶望したと思う。誰もいないと思っていたら、プルーデンスという女性が現れて少しは幸せになるかと思ったけど。。
実はプルーデンスは弟との間にロビンを宿していた。
この時代は、性に対する道徳概念てきなものもまだ未熟だったのか、それとも低層階級では生きていくために仕方がなかったのか???
毎回思うけど、リッパーストリートは、時代考証がきちんとしていて、事件と違和感なく演出できているのがすごい!
ある意味楽しみながら、当時のイギリスの一般人の生活や、思想、風俗が理解できる(^^)
すごいです♪